デニス・シュルーダー

「ドラモンドはチームの『Xファクター』になれる」

レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板が離脱中のレイカーズは、現地17日に本拠地ステイプルズ・センターでジャズと対戦し、オーバータイムの末に127-115で勝利した。

レイカーズはアンドレ・ドラモンドが27得点8リバウンド、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが25得点、デニス・シュルーダーが25得点6リバウンド8アシストと、先発3選手が25得点超えを記録し、リーグ最高勝率を誇るジャズから大きな勝利をあげた。

レイカーズに加入して日の浅いドラモンドは、ポイントガードのシュルーダーとのピック&ロールの手応えをつかんだようで「ようやく試合終盤に使えるようになった」とコメント。つま先を痛めているドラモンドだが、心配はないと話している。

108-110で迎えた第4クォーター残り3.5秒にドライブからレイアップをねじ込み、オーバータイムに持ち込んだシュルーダーは、試合後のインタビューで「ピック&ロールからのプレーに集中していたし、アグレッシブにやろうと思っていた」と語った。

「オーバータイムではディフェンスが効いていたし、ウチもアタックできた。それが勝因だね。(ドラモンドとの連携は)彼は素晴らしい選手で、ディフェンスではチームの『Xファクター』になれるし、オフェンスでもリム周辺で相手にプレッシャーを与えられる。今のチーム
にADとレブロンが復帰したら、エライことになるよ」

ふくらはぎを痛めて2月中旬から欠場しているデイビスは、ようやく練習を再開させた。指揮官のフランク・ボーゲルによれば、まだ具体的な復帰時期は決まっていないものの、その時は近づいている。

シュルーダーが言うように、レブロンとデイビスが不在の間に生まれた新たなケミストリーは、プレーオフを勝ち上がる上で鍵になる。そこにチームを支えるデュオが加わり、どういう形になるのか。2人の復帰が待ち遠しい。