「試合ごとに成長しないといけない、気は抜けない」
シーズン開幕時期こそ連敗が続いたマーベリックスだが、1月下旬から調子を上げている。その要因の一つが、クリスタプス・ポルジンギスの復帰だ。
ポルジンギスは、現地24日のティンバーウルブズ戦でチームハイの29得点に加えて9リバウンド4アシストを記録し、チームも128-108で勝利。マブスは直近19試合で14勝を記録し、西カンファレンス7位をキープしている。
ポルジンギスは、現在のチーム状況について「良いリズムに乗れてきている」と表現したが、「ここで気を抜くわけにはいかないんだ」と続けた。
「今ここで『素晴らしい結果を残せている』なんて考えていてはダメで、試合ごとに成長しないといけない。これからも集中を保って、努力し続けないといけない」
マブスは、前半のフィールドゴール成功率が37.5%(48本中18本)と苦しんだ。また、エースのルカ・ドンチッチがフィールドゴール16本中6本の15得点と、平均28.6得点からすると半減と本調子ではなく、プレータイムも27分と制限された。しかし、第3クォーターにオフェンスの流れを掴んだマブスは、このクォーターのフィールドゴール成功率を52%にまで上げ、32-18と圧倒してリードを広げて勝ちきった。
ポルジンギスは「自分たちがなりたいチームになるには、今日のような試合は落とせない」と語る。「チームとして成長するために努力を続けている。序盤はスロースタートだったし、ケガ人も多くて、日程も厳しくて大変な時期もあった。だから、リズムを改善させるために努力し続けているところなんだ」