レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

「レイカーズは優勝が相応しいチームだと信じている」

レイカーズ移籍を決断したレブロン・ジェームズは、伝統の『パープル&ゴールド』を身に纏うことを楽しみにしている。今の心境は「まるで夢が叶った気分」だそうだ。

『UNINTERRUPTED』にビデオメッセージを投稿したレブロンは、自身が故郷オハイオ州アクロンに設立した教育機関『The I PROMISE School』の開校に興奮している気持ちを語ると、それからレイカーズへの移籍について、次のように話した。

「まるで夢が叶った気分だ。自分は幼いころからカウボーイズ(NFL)、ヤンキース(MLB)のファンだった。歴史のあるチームが好きだったんだ。レイカーズも歴史ある球団で、これからはマジック・ジョンソンと手を取り合う。彼は小さいころに憧れた選手。昔はマジックのようなノールックパスを出したがったし、『ショータイム・レイカーズ』時代のようなプレーを真似したがった。その願いが今、すべて叶うんだ。何事もタイミングが肝心だね」

キャバリアーズ、ヒート時代と同様、レブロンは優勝を第一に考えている。それは、未完成のチームであるレイカーズでも変わらない。

「レイカーズの一員に加われてうれしい。歴史ある球団なのは誰もが知っている。それに僕は、レイカーズは優勝が相応しいチームだと信じているし、その伝統を取り戻したい。チームのカルチャーの一部になれてうれしいし、優勝できるチームに戻す過程に加われてうれしいんだ。自分個人について言えば、自分の学校を立ち上げられることにとても興奮しているし、新たな章が始まると感じている。レイカーズの一員として、これからも大好きなバスケットボールを続けられる」

レブロンは、今年の12月に34歳の誕生日を迎える。一般的にはアスリートとして衰えが見られ始める時期だが、名門復活という大きなミッションを前に、心身ともに充実した日々を送っている。