チリジ・ネパウェ

日本でのキャリアは6シーズン目を迎える

広島ドラゴンフライズは今日、チリジ・ネパウェと2020-21シーズンの選手契約を結んだことを発表した。

ネパウェは南アフリカ共和国出身、208cm122kgのセンター。NBL最後の年となった2015-16シーズンに熊本ヴォルターズに加入し、翌シーズンに仙台89ERSでBリーグ開幕を迎えた。その後はバンビシャス奈良や熊本を経て、2019-20シーズンから福島ファイヤーボンズでプレーしている。今シーズンは福島で33試合に出場して、平均プレータイム27.8分で14.7得点、9.4リバウンド、1.8アシスト、1.5リバウンドを記録。ビッグマンではあるがフットワークが軽く、それでありながらもインサイドではその体格を生かしたプレーでチームに貢献できる選手だ。

ネパウェはクラブを通して「今シーズン、ハードに戦いますのでファン、パートナー企業の皆さまからサポートいただければと思っています。ポジティブにシーズンを終わりたいと思いますので、熱いご声援よろしくお願いいたします」とコメントを発表している。

岡崎修司GMはネパウェに、このような期待を寄せている。「直近まで広島ドラゴンフライズはインサイドの外国籍選手が1名ということもあり、ペイントエリアでの失点が非常に多く、総リバウンド数でも対戦チームと大きな差が出ていました。ネパウェ選手はリバウンドも強く、インサイドで体を張り、粘り強くプレーできる選手です。日本でのプレー経験も長く、直近まで福島でプレーもしていたこともあり、合流してすぐに試合に絡んでいくことができると考えております。ネパウェ選手の加入により、チームの弱点となっているイ ンサイドを補うことができ、チーム力が大きく向上することを期待しています」

なお、ネパウェはBリーグ統一PCR検査及びメディカルチェックを経て、すでにチームに合流し、3月20日の琉球ゴールデンキングス戦からベンチ登録が可能とのこと。