メルボルン・ユナイテッドの馬場雄大、7得点に留まるも持ち味のディフェンスで豪州若手有望株をシャットアウト

メルボルン・ユナイテッドの馬場雄大、7得点に留まるも持ち味のディフェンスで豪州若手有望株をシャットアウト

2021/02/26 08:00
馬場雄大

過去ワーストのターンオーバーもディフェンスで勝利に貢献

7勝1敗でリーグ首位を走るメルボルン・ユナイテッドがアデレード36ERSと対戦した。メルボルンはシュートタッチが良く、攻守ともに機能した第1クォーターに31-8と大量リードを奪った。楽勝ムードかと思われたが、その後はアデレードの反撃に遭い、終盤には4点差まで迫られた。それでも、最終クォーター残り50秒を切った場面で、馬場雄大が1on1からシュートファウルを誘発し、この貴重なフリースローを2本とも成功させて突き放した。最終スコア82-73で勝利し、首位をガッチリとキープしている。

先発出場の馬場は28分33秒のプレータイムで、1本の3ポイントシュートを含む、フィールドゴール5本中2本成功の7得点1スティールを記録した。しかし、強力なインサイドを生かそうとセンターへ送ったパスが合わず、失点に直結するターンオーバーも見られた。また、得意のランニングプレーがなかなか出せず、唯一シュートまで持ち込んだシーンでは、ボールを叩かれ相手ボールになってしまうなど、過去ワーストとなる6ターンオーバーを喫した。

数字でのインパクトは薄いが、前述した勝敗を左右する貴重なフリースローを成功させるなど、馬場のパフォーマンスは決して悪くなかった。何よりも、マッチアップしたジョシュ・ギディーを最後まで苦しめたディフェンスは高く評価されるべきだ。

18歳のギディーは202cmのガードで、オーストラリアの若手最有望株の一人。ハンドリングに優れ、状況判断力も高く、得点もアシストもできる万能タイプだ。直近の2試合でフィールドゴール成功率は50%を超え、平均12.5得点、8.5アシスト、2.0スティールと調子を上げていた。

そんなギディーとマッチアップした馬場はスクリーンをかいくぐってマークを離さず、ディナイでリズムを狂わすなど、自由にプレーをさせなかった。結果的に13得点を奪われたが、フィールドゴールを13本中4本の成功(30%)に抑え、アシストも平均を大きく下回る1に留めた。

得点に絡むことは多くなかったが、何度も両手を上げてボールを要求するシーンがあるなどオフェンスの積極性は失っていない。チームで3番目に長いプレータイムが示すように、馬場の存在感は試合を重ねるごとに大きくなっている。

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