サンズ

15勝9敗で西カンファレンス4位に浮上

サンズは現地2月10日のバックス戦を125-124で勝利し、連勝を4に伸ばした。

この試合ではヤニス・アデトクンボに47得点を許したが、デビン・ブッカーが30得点、クリス・ポールが28得点7アシストとバックコート陣が活躍。特に98-101で迎えた最終クォーターにはポールとブッカーの2人で15得点を挙げ、勝負どころでのオフェンスを牽引した。

1月末に西カンファレンス7位につけていたサンズだが、現在は戦績を15勝9敗とし4位にまで浮上した。指揮官のモンティ・ウィリアムズは、トレーニングキャンプでポールとブッカーがチーム内に競争する意識を与えたことが、今の好調に繋がっていると言う。

「彼らはものすごい競争心を持っている。2人がトレーニングキャンプからバチバチにやり合っていたから、他のメンバーも影響されてチーム全体の競争意識が高くなった。選手の中には、激しく競い合うことに疲れてしまう人もいる。だけど、クリスとデビンは自分たちが練習からバチバチにやり合わないと強いチームを作れないと分かっていたんだ」

また、ポールはブッカーにだけでなく、他のチームメートにも厳しく接しているという。ブッカーは『ESPN』の取材で、「試合に勝つためには、細かい部分が重要になってくる。クリスはそれを理解しているから、みんなに求めるんだ。もし、そういう細かい部分を疎かにしたら、すぐにクリスが指摘してくれるよ。勝つための近道なんてないからね」と語った。

昨シーズンはプレーオフ進出こそ逃したが、『バブル』では8戦無敗で終え、オフにポールを獲得したサンズ。ベテランのポールと若きエースのブッカーが競争し合うことで、チームには新たな文化が根付き始めている。

https://www.youtube.com/watch?v=07arkPWKgag&t=495s