八村塁

「今日はディフェンスから良い動きができて良い結果に繋がった」

現地2月8日、ウィザーズが105-101でブルズに勝利し、連敗を2で止めた。

この日のウィザーズはラッセル・ウエストブルックが欠場したが、エースのブラッドリー・ビールが35得点、八村塁が19得点10リバウンドの今シーズン初となるダブル・ダブルの活躍で勝利に貢献した。

ウィザーズは第4クォーターの残り5分を切った時点で97-91とリードしていが、その後、ブルズに6-0のランを許してしまい、さらに残り29秒でコービー・ホワイトにフローターを許し102-101と1点差に詰められる。それでも続くポゼッションでビールがブルズからファウルを誘ってフリースローを1本沈めると、最後までリードを維持して勝利した。

ウィザーズは新型コロナウイルスの影響で現地1月13日からの6試合が延期に。その後は試合開催に必要な8選手を揃うことができたものの、安全衛生プロトコルにより人数が少ないまま試合に挑み4連敗を喫していた。しかし、ここ6試合の戦績を3勝3敗と立て直しており、指揮官のスコット・ブルックスが試合後の会見で「3勝3敗は普通なら良い成績ではない。だが、我々は多くのことを経験し、選手たちはしっかり戦ってくれた」とコメント。

八村はこの試合で序盤から積極的なドライブや難しいフックシュートを決めるなど、前半だけで11得点を記録。また、後半にはパトリック・ウィリアムズからオフェンスファウルを誘発するなど攻守に渡りチームに貢献した。八村は「今日はディフェンスから良い動きができて良い結果に繋がったと思います」と振り返った。

ウィザーズは現地2月10日にラプターズと対戦する。セカンドユニットとしてラプラーズに欠かせない存在となりつつある渡邊雄太と今シーズン初のダブル・ダブルを記録し勢いに乗る八村の対戦に注目だ。