レブロン・ジェームズ

「リーグNo.1」とレブロンが誇る堅守からナゲッツに逆転勝利

現地2月4日にステイプルズ・センターで行われたナゲッツvsレイカーズの一戦は、後半を68-35で圧倒したレイカーズが114-93で勝利し、3連勝を記録した。

前半終了の時点ではナゲッツが58-46でリードしていたが、後半からレイカーズはディフェンスの強度を上げ、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーを擁するナゲッツの勢いを止める。第3クォーター残り4分から15-0のランで逆転に成功。その勢いのまま第4クォーターにリードを広げ、終盤は主力をベンチに下げての完勝となった。

27得点10リバウンド10アシストのトリプル・ダブルを記録したレブロン・ジェームズは、試合後のコートインタビューで、「ウチの守備はリーグNo.1だ。チームのプレーは守備から始まる。全員でリバウンドを取って、そこからオフェンスに繋がるからね」と勝因にディフェンスを挙げた。

この試合でフィールドゴール19本中12本を成功させたレブロンは、通算フィールドゴール成功数でウィルト・チェンバレンの1万2681本を抜いて1万2691本に到達し、歴代3位に浮上した。この記録についてレブロンは「彼らのような偉大な選手たちと肩を並べられるのは、いつだって光栄なこと」とコメント。「昔からバスケ関連の本や雑誌を読んでいたし、僕は心底バスケが大好きなんだ。彼らがこういう道を拓いてくれた。偉大なウィルト・チェンバレンの記録を超えられたのは、僕にとっても非常に大きなこと」

キャリア18年目、この試合が通算1288試合目のレブロンは、これまでに800試合で25得点超えを記録。これはNBA史上最多の数字で、過去に出場した試合の62%で25得点超えを記録している。レブロンは「身体のメンテナンスは大事。ただ、気持ちの面もフレッシュな状態を維持して、大事な部分に集中することの方が重要だね」と話している。

「今の自分が日々の試合でこういったパフォーマンスをできているのは、自分より先にリーグで活躍してきた選手がいたからこそ。それに、愛する家族や周りのサポートのおかげだ。バスケが僕に多くをもたらしてくれたのだから、バスケに恩返しがしたい。そういう気持ちでやっている」