「どういう形でやれば良いプレーができるかを分かってくれている」
ロケッツは先月、チームの顔であるジェームズ・ハーデンをネッツにトレードして、新たなスタートを切った。
ハーデン退団後には3連敗を喫するなど厳しいシーズンになるかと思いきや、そこから6連勝をマーク。ハーデンが退団して以降の12試合で8勝4敗という戦績を残し、立て直しに成功している。
直近12試合でロケッツが記録した100ポゼッションあたりの平均失点はリーグ最少の102.2点と、ディフェンスの好調が勝利につながっている。指揮官のスティーブン・サイラスは、115-103で勝利した現地4日のグリズリーズ戦後、ジョン・ウォール、エリック・ゴードン、PJ・タッカーなどのベテランがチームを一つにまとめてくれていると称賛した。
「ウチのベテランたちは、我々がやろうとしているプレーを理解し、分からないことがあれば質問してくる。どういう形でやれば良いプレーができるかを分かってくれている。どうすれば守備が機能するか、どういう形でボールを回せば攻撃が機能するかを理解している。ステップアップしてくれていて、私が考えるゲームプランを伝えた時から集中して取り組んでくれている」
またサイラスは、グリズリーズ戦でキャリアハイとなる19得点を記録した新人のジェイショーン・テイトについて「彼は毎試合で成長している」と喜びを語った。「彼も私も、同じように責任のあるポジションにいる。でも、それがうれしくもあるんだ。彼は正しいプレーを続けていて、日々成長している。ウチには彼が必要だ」