ブラッドリー・ビール

フランチャイズ2位となる通算12000得点も達成

ウィザーズはブラッドリー・ビールがゲームハイの32得点を挙げ、ヒートを103-100で下した。

ブラッドリー・ビールは先日のセブンティシクサーズ戦でクラブの1試合最多得点記録に並ぶ60得点を挙げるなど、現在リーグ1位となる平均34.8得点を記録し、特にオフェンス面でウィザーズを牽引している。本日行われたヒート戦でもゲームハイとなる32得点を記録し、103-100の勝利に大きく貢献した。兄貴分のジョン・ウォールが移籍した今、完全なる『クラブの顔』となったビールは、この試合で開幕から17試合連続で25得点以上を達成し、『神様』マイケル・ジョーダンが1988-89シーズンに記録した16試合連続を抜き、最長記録を更新した。

記録更新について尋ねられたビールは「すごく良い気分だ」と語った。「それは素晴らしい記録だね。常にシュートを狙っているわけではないけど、それを聞くとここまでやってきたんだって驚くよ。彼を超えることは常に素晴らしい気持ちになる。勝利した試合で達成できて、なおさら気分が良いよ」

さらにビールは今日の試合で通算1万2000得点を達成。ジェフ・マローンの通算1万1083得点を抜き、フランチャイズ史上歴代2位に躍り出た。ちなみに1位は、前身であるワシントン・ブレッツの黄金期を支えたエルヴィン・ヘイズの1万5551得点。ヘイズはウィザーズの永久欠番となり、殿堂入りも果たしているレジェンドだ。彼を超えるには約3500得点が必要で、しばらく時間がかかりそうだ。

それでも稀代のスコアラーに成長したビールであれば、現在の得点ペースを維持し、ウィザーズのフランチャイズプレーヤーとして活動し続ければ、通算得点記録を塗り替えられる日が来るのもそう遠くないはずだ。