カーメロは契約バイアウト後フリーエージェントに
サンダーからホークスにトレードされたと報じられたカーメロ・アンソニーは、近日中に契約をバイアウトし、フリーエージェントになると見られている。移籍先の最有力候補に挙げられているのは、西カンファレンスの強豪ロケッツだ。
サンダー、ホークスはともにまだ何も発表していないものの、カーメロのロケッツ移籍は秒読み段階に入った。そしてロケッツのジェームズ・ハーデンも、カーメロの加入を歓迎する趣旨の発言をしている。
ハーデンは『Houston Chronicle』に「チームにとって素晴らしい補強になる。メロ(カーメロの愛称)は優れたベテランだし、彼は優勝したがっている。彼にとっても、チームに加わるのは良いことじゃないかな。来シーズンも実力のある選手がチームに戻ってくる。僕たちは前進し続けるよ」と語った。
ロケッツでカーメロの獲得を希望しているのはハーデンだけではない。先発ポイントガードのクリス・ポールも、球団にカーメロを獲得するよう強く進言したと言われている。
ロケッツでは、この夏にフリーエージェントになったトレバー・アリーザがサンズに、そしてルーク・バー・ア・ムーテがクリッパーズに移籍した。カーメロは、昨シーズン守備で貢献した2人のようにディフェンスで違いを生み出す選手ではないものの、ハーデン、ポールに次ぐ攻撃オプションとして期待できる。サンダーでの昨シーズンにキャリアハイとなる169本の3ポイントシュートを成功させたカーメロは、ロケッツでも同様にスポットアップでのシュートを多投するようになるだろう。
昨シーズンのプレーオフで唯一ウォリアーズを崖っぷちまで追い詰めたロケッツは、ハーデン、ポール、カーメロのビッグ3を結成し、来シーズン再び王者に挑む。
#HoodieMelo with 5 three-pointers! ?@carmeloanthony pic.twitter.com/CeG78LTl0E
— OKC THUNDER (@okcthunder) 2018年3月14日