ピストンズ新指揮官、ブレイク・グリフィンを『ポイント・パワーフォワード』に

2018/07/22
NBA&海外
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ブレイク・グリフィン

写真=Getty Images

「リーグベストのパッシング・パワーフォワードになれる」

NBA優勝3回を誇る古豪ピストンズの再建を託されたドウェイン・ケーシーは、ラプターズを常勝軍団に変えた名将だ。

そのケーシーが古豪復活のキーマンに、ブレイク・グリフィンを指名した。特にケーシーが注目しているグリフィンの能力は、パワーフォワードとは思えない視野の広さだった。

昨シーズン途中にクリッパーズからピストンズにトレードされたグリフィンは、昨シーズン4選手しか達成していない平均21得点7リバウンド5アシスト以上を記録(他の3人はレブロン・ジェームズ、ラッセル・ウェストブルック、デマーカス・カズンズ)。

『ポジションレス』化が進む現代のNBAでは、ウォリアーズのドレイモンド・グリーン、ナゲッツのニコラ・ヨキッチに代表されるように、『ポイント・パワーフォワード』、『ポイント・センター』という役割も登場している。ケーシーは、グリフィンも彼らと同様に、チームのオフェンスを活性化させられると見ている。

『Vice Sports』の取材を受けたケーシーは「ブレイクに達成してもらいたい目標は、リーグでベストのパッシング・パワーフォワードになることだ。彼にならやれる」と太鼓判を押す。

「ドレイモンド・グリーンは『ポイント・パワーフォワード』、または『ポイント・センター』と呼ばれているみたいだが、頭の良いブレイクなら『ポイント・パワーフォワード』の見本になれる。それだけ素晴らしいパスの技術を持った選手だ」

得点とリバウンドの能力が折り紙つきのグリフィンは、ピストンズでの25試合で平均6.2アシストを記録。インサイドにはリーグトップクラスのビッグマン、アンドレ・ドラモンドが控えて
いるため、試合状況に応じてグリフィンがパサーに専念する場合もあるだろう。

ここ数年はケガに悩まされ、選手としてのピークは終わったと批判されることもあるグリフィンだが、まだ29歳の働き盛りだ。ピストンズのメンバーとして初のフルシーズンとなる来シー
ズンは、『ポイント・パワーフォワード』としての彼にも注目したい。