「選手、スタッフ、家族の安全が大事」
現地1月13日のウィザーズvsジャズの試合は、ウィザーズが試合催行に必要な8人の選手を揃えられないとして延期となった。これで今シーズンに延期となった試合は6つ目となる。
試合延期が決まる前の時点で、ウィザーズは昨日のチーム練習を中止に。インジュアリーレポートには八村塁とモリッツ・バグナーが安全衛生プロトコルにより『クエスチョナブル』(試合出場が疑わしい)と発表されていた。
八村とバグナーについては、PCR検査で陰性が確認できなかった、陽性判定が出た他の選手や関係者との濃厚接触があったために安全が確認できるまで試合へのエントリーが認められない可能性が考えられる。ウィザーズがこの1週間で対戦したうち、シクサーズ、セルティックス、ヒートの3チームの試合がこれまでに延期になっている。セルティックス戦が終わった直後のコート上では、親しい間柄のジェイソン・テイタムとブラッドリー・ビールがコート上で健闘を称え合ったが、その後にテイタムに陽性反応が出たために、ビールは濃厚接触があったとして一時隔離された。
ウィザーズの指揮官スコット・ブルックスは練習中止について「そうなる可能性があることは認識していた。選手、スタッフ、家族の安全が大事。試合をするよりも大事なことだ」とコメントしている。