100ポゼッションあたりの平均失点はリーグ3位の105.5
2連覇に向けて好スタートを切った王者レイカーズは、現在も新たなチームケミストリーの形を模索し続けている。
現地10日には敵地でロケッツと対戦し120-102で勝利。チームを引っ張るリーダーのレブロン・ジェームズは、18得点7リバウンド7アシストで勝利に貢献した試合後、ディフェンスでの目標について言及した。
「自分たちの目標は、守備でリーグ一番のチームになること」とコメントしたレブロンは、「そのためには試合映像の分析や、練習が大事。それに試合でも守備を意識してプレーし続けることが重要になる」と語った。
今シーズンのレイカーズは、11試合を終えた時点での100ポゼッションあたりの平均失点が105.5(リーグ3位)、平均失点は106.2(同5位)と、ディフェンスでリーグトップクラスの数字を残している。
オフにドワイト・ハワードとジャベール・マギーが退団したものの、マルク・ガソル、モントレズ・ハレル、デニス・シュルーダー、ウェスリー・マシューズを加え、連覇が可能な戦力を有している。レブロンはプレシーズンで頭角を現したテイレン・ホートン ・タッカーを含む、5選手が新たにローテーションに加わったことを踏まえ、「今もお互いのプレーに慣れようとしているところ」とも話した。
「自分たちはリーグでナンバー1のディフェンスを誇るチームになりたい。今日の試合は、その目標に向けた良いスタートになったと思う」とロケッツ戦を振り返ったレブロン。リーグ首位を走るレイカーズに慢心はなく、これからも進化を続ける。