コロナ禍が直撃したシクサーズは7選手で試合に挑む羽目に、指揮官はNBAの判断に苦言「やるべきではなかった」

コロナ禍が直撃したシクサーズは7選手で試合に挑む羽目に、指揮官はNBAの判断に苦言「やるべきではなかった」

2021/01/10 12:49
セブンティシクサーズ

主力のケガも重なり窮地に「来週の予定をどうこなせばいいのか」

現地1月9日にウェルズ・ファーゴ・センターで行われたナゲッツvsセブンティシクサーズの一戦が物議を醸している。

試合前に指揮官のドック・リバースが「今日はドワイト・ハワードをポイントガードとして起用しないといけない」という冗談を言わなければならないほど、シクサーズは選手の数が足りていなかった。

事の発端は、セス・カリーが7日に新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことだった。これに伴い、カリーと濃厚接触したと認定されたトバイアス・ハリス、シェイク・ミルトン、マティース・サイブル、ビンセント・プアイェイがNBAの定める安全衛生プロトコルに抵触して出場できず、ジョエル・エンビードとベン・シモンズも負傷により欠場。アクティブリストに登録されていたため試合開催に必要なロスター8選手は何とか満たせたが、実際はマイク・スコットはケガでプレーできず、シクサーズはわずか7選手でナゲッツと戦わなければならない状況に追い込まれた。

ナゲッツのマイケル・ポーターJr.も安全プロトコル抵触でプレーできていないが、明らかに選手の数が足りていないシクサーズが103-115で敗北。リバースは「やるべきではなかった」と試合開催に踏み切ったリーグの対応に苦言を呈しながら、選手の数が足りない状況で今後のスケジュールをこなさなければならない可能性についても「来週の予定をどうこなせばいいのか、慎重にならないといけない」と問題提起している。

NBAは、昨年7月末から昨シーズンを再開させて以降、コロナウイルスの検査体制を充実させ、選手、コーチ、スタッフの安全を最優先に考えて仕組みを作り、昨年末のシーズン開幕に漕ぎ着けた。

しかし、アメリカ国内の感染状況は悪化の一途をたどるばかりで、今後も同様のケースが増える可能性は高い。この状況でライブスポーツの開催が難しいのは予想されてはいたが、あらためてコロナの脅威を認識させられる事態となった。

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