「感覚を取り戻したかった」と深夜にシューティング
ニックスが1月2日のペイサーズ戦で接戦を制し、強豪相手の対戦が多く、ここまで6試合中4試合がアウェーゲームという難しいスケジュールながら3勝3敗とまずまずのスタートを切っている。
チームの中心はジュリアス・ランドルとRJ・バレット。ペイサーズ戦ではバレットが3ポイントシュート5本中4本成功を含むチームハイの25得点をマーク。106-102での勝利に貢献した。
バレットは同じくペイサーズとの開幕戦で3本の3ポイントシュートすべてを成功させたが、その後は4試合連続で3ポイントシュートを1本も決められず。この間は21本を放って成功なしとシュートタッチの悪さが目立っていたが、スランプ脱出を印象付けるパフォーマンスとなった。
ペイサーズとの相性が良いのか、ペイサーズの本拠地バンカーズ・ライフ・フィールドハウスとの相性が良いのかと試合後に問われたバレットは「相性が特に良いわけじゃない」と控えめに話した。83-100と敗れた12月31日のラプターズとの試合後、バレットは深夜にシュートを打ち込んだという。「感覚を取り戻したかった。居残り特訓の成果が出た」と淡々と語った。
2年目のバレットは、ニックスの今後を背負う選手として期待されている。新年初戦でシュートタッチを取り戻した勢いに乗って、これからもオフェンスでチームを引っ張ってもらいたい。