「目標としているところに一歩ずつ進んでいく」
2013年以降プレーオフ進出を逃しているニックスは、トム・シボドーをヘッドコーチに招聘し、チーム再建に取り組んでいる。
2020年最後の試合となったラプターズ戦に83-100で敗れたとはいえ、今シーズンからニックスでプレーするオースティン・リバースは、再建に自信を持っている。そして、ファンにサポートを願っている。
チームが2020年の最後にInstagramに投稿した内容にコメントを書き込んだリバースは「普段はこういうコメントは書かないけど」を前置きし、「これはプロセスの一部。僕たちを信じてもらいたい。チームは確実にレベルアップしている」と綴った。
「ウチには素晴らしいコーチがいて、若い選手がケミストリーを構築するために日々学び合っている。良い形でやれている。これはプロセスの一部だけれど、目標としているところに一歩ずつ進んでいく。僕が約束する」
「みんなにはサポートしてもらいたい。僕たちの成功と成長にはみんなが必要なんだ。ニックスは再興する。そのプロセスが始まったところなんだ」
リバースのコメントに、ファンも好意的な反応を示している。ニックスは今シーズン5試合を終えて2勝3敗。新チームに対する評価を下すのは時期尚早ではあるものの、2年続けて東カンファレンス首位のバックスを相手に130-110で勝利し、今シーズン初勝利を挙げた。
リバースの言葉を信じ、シーズンを通してジュリアス・ランドルとRJ・バレットが中心のチームがどう成長していくのか、注目したい。