ジョーンズカップに臨む若き日本代表、終盤に失速してイラン相手に17点差の完敗

2018/07/16
日本代表
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ジョーンズカップ

文=立野快

橋本拓哉、並里成、テーブス海の奮闘も報われず

ジョーンズカップ第2戦、日本代表はワールドカップのアジア2次予選で同グループとなったイランと対戦した。前日の敗戦を払拭したい日本だが、気合が空回りしたシェーファー・アヴィ幸樹が開始3分で個人ファウル3つのファウルトラブルで退くと、体格に勝るイランにゴール下を攻められ、主導権を握られてしまう。それでも並里成のパスから橋本拓哉が4点プレーとなる3ポイントシュートを決めるなど途中出場の2人が日本に流れを引き寄せたことで、16-20と詰め寄って第1クォーターを終えた。

第2クォーターに入ると並里を中心に日本らしいスピードのあるバスケットでゲームの主導権を握る。並里からベンドラメ礼生にポイントガードが交代しても勢いは変わらず、イランを24秒バイオレーションに追い込むなどボールマンへ激しいプレッシャーをかけるゾーンディフェンスが機能。オフェンスではこの試合で14得点6リバウンドとともにチームハイの数字を挙げた中西良太を中心に押し返した。

30-35で迎えた後半にはテーブス海が流れを変える。粗削りではあるが力強いボールプッシュでチームを押し上げ、橋本と杉浦佑成の連続3ポイントシュートを演出するなど限られた出場時間で4アシストを記録してチームに勢いを与えた。

ただ、試合が山場に差し掛かるタイミングで相手のプレッシャーが強まると、これに対応できず簡単なパスミスを多発。ターンオーバーからの速攻を許して相手に主導権を与えてしまう。第4クォーター早々にシェーファーがファウルアウト。こうなるとインサイドでの体格差に苦しみ、オフェンスも噛み合わない。勝負の最終クォーターで10-17と失速し、61-78と完敗を喫した。

日本はチャイニーズ・タイペイAとの初戦に続きターンオーバーが20と止まらず、ミスから流れを渡してしまうシーンが目立った。足を動かすゾーンディフェンスは2試合を通じて前半は大きな武器となったが、試合終盤になって運動量が落ちると機能せず。それを防ぐためにもミスを減らし、良い形でオフェンスを終えることが課題となる。

それでもA代表では見られなかった個々の選手の持ち味は見えてきているだけに、今後の試合での勝利に期待したい。日本の第3戦は日本16日14時、ここまで2敗のインドネシアと対戦する。