アンソニー・デイビス

23得点を挙げたクーズマを称賛「アグレッシブにやってもらいたい」

王者レイカーズは、現地16日にPHXアリーナで行われたサンズとのプレシーズンゲームで主力のレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスに初めて出場機会を与えた。

両選手ともに前半のみの出場で、レブロンが11得点2リバウンド2アシスト、デイビスが10得点4リバウンドを記録。試合後のインタビューで、デイビスは「良い感じだった。もっとやれたけれどね」と、昨シーズンのNBAファイナル以来となる実戦を振り返った。

プレシーズンとはいえ、レイカーズは100ポゼッションあたりの平均失点でリーグ4位(93.0)とディフェンスにも力を入れている。チームのメンバーは入れ替わったが、デイビスはマルク・ガソル、デニス・シュルーダーの守備での貢献について次のように語っている。

「素晴らしい補強をしたと思う。年間最優秀守備選手賞を受賞したことのあるマルクに、ボールに食らいつくデニスがチームに加わってくれた。もっと上手くやる方法を見つけるし、お互いのプレーを学んでいるところ。お互いに力を与えあっていて、昨シーズンと同様に守備にも力を入れている」

この日は、カイル・クーズマがゲームハイの23得点を挙げる活躍を見せた。デイビスは4年目のクーズマについても聞かれ「彼は対応力が高い選手」と称賛。「2年前にレブロンが来た時にも対応できていたし、僕が加わった昨シーズンもチーム内での自分の役割を見いだした。彼にはアグレッシブにやってもらいたいし、今シーズンも自分の役割を理解してやってくれるはずさ。昨シーズンと比べてシュートも上達しているよ。これからもっと成長してくれるだろうね」

プレシーズン3試合で全勝中のレイカーズは、現地18日に予定されているサンズとのプレシーズンゲームで最後の調整を行い、22日にクリッパーズとの2020-21レギュラーシーズン開幕戦に挑む。