無得点も16分で10リバウンド4アシストを記録
2020年のドラフト全体3位でホーネッツから指名されたラメロ・ボールが、プレシーズンゲームながらも才能の片鱗を示した。
ラプターズ戦でベンチから出場したラメロは16分7秒のプレータイムを与えられ、スコアレスに終わったものの、10リバウンド4アシストを記録。ビハインド・ザ・バックやタッチダウンパスを難なく決めてみせ、あらためてその実力を証明してみせた。
試合後の会見でラメロは、ビッグルーキーらしく「重圧は感じなかった」とコメント。久々の実戦については「ファンがいなくても、5対5でやれるのは楽しいね」と笑顔を見せた。
今年のドラフトにエントリーした選手の中で最も良いポイントガードと称賛されている彼は、今日は持ち味であるプレーメークを意識していたように見えた。以前も幼い頃から速いペースでのプレーに慣れていると語ったラメロは、今日も「昔からやっていることをそのままやっているだけで、このやり方しか知らない。いつも自分の前にいる選手にパスを出してきた」とコメントしている。ホーネッツのスタイルに合わせるよりも、自分らしいプレーを貫いてチームが合わせてくるのをうながすやり方は、大物の片鱗を感じさせるに十分なものだった。
ホーネッツは、14日にもラプターズとプレシーズンゲームで対戦。上々のプレシーズンデビューを飾ったラメロが、スコアリングでも実力を発揮できるかどうか注目だ。