ラメロ・ボール

「情報として手に入れるだけでなく、自分のものにしようとしている」

先月のドラフト全体3位でホーネッツから指名されたラメロ・ボールは、念願のNBAデビューに向けて初めてのトレーニングキャンプで調整を続けている。

長男のロンゾがペリカンズでプレーし、次男のリアンジェロも今年はピストンズのキャンプに参加。そんなバスケットボール一家のボール3兄弟の中で最もポテンシャルが高いと言われているラメロの実力に関しては、否定的な意見も少なくない。だが、彼とチームメートになったデボンテ・グラハムは、ラメロの長所についてコメントした。

「メロに関して気づいたのは、彼は分からないことを人に聞ける選手。たくさん質問するのは、学ぼうとしている若い選手にとって良いことだ。情報として手に入れるだけではなくて、自分のものにしようとしている。周りに助けを求めているのだから、学ぶ姿勢が強いということだね」

バックコートでコンビを組むグラハムは、シーズンに向けてラメロとコミュニケーションを取っているとも話す。「彼とはちょっとした部分についても話し合おうと思っている。ピック&ロールでの細かな部分とか、彼がコート上でどういうプレーをし、どういう部分に目を向けているかということをね」

ホーネッツのプレシーズンゲームは、現地12日のラプターズ戦からスタートする。短期間でラメロがどれだけ先輩たちから吸収できたかどうか、実戦でのパフォーマンスに期待したい。