「彼はチャンピオンだし、ずっと彼のプレーが好きだった」
レイカーズに移籍したマルク・ガソルはセンターでありながらシュート能力が高く、ドライブでスペースを作り出すこともできるため、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのサポート役として最適な選手だ。
レブロンはバスケットボールIQが高い選手を好むが、ガソルはリーグ屈指のスマートなセンターだ。グリズリーズ時代の2013年には、当時ヒートでプレーしていたレブロンと争った末に最優秀守備選手賞を受賞していて、ディフェンス能力も申し分ない。
先日、ポッドキャスト番組『Road Trippin’』に出演したレブロンは、新しくチームメートになったガソルを冗談交じりに歓迎した。「マルクが加わってくれてうれしいよ。彼はチャンピオンだし、ずっと彼のプレーが好きだった。彼は俺の最優秀守備選手賞のトロフィーを持っている。そんなことはどうでもいいんだけどね(笑)。マルクとそのことについて話すのが待ちきれないよ」
レブロンは数々のタイトルを獲得してきたが最優秀守備選手賞だけはいまだに受賞できていない。受賞に最も近づいたのがガソルが受賞した2013年だ。レブロンは当時のインタビューで「最悪だよ。誰も2位になんてなりたくない。俺はコート上の全選手を守ることができる。NBAの歴史で1番から5番のポジションすべてを守れる選手なんていなかったはずだ。もう終わったことだから仕方ないけど」と、受賞を逃した悔しさを率直に語っていた。
また、同番組でレブロンは、レイカーズで2度の優勝を経験している兄のパウの加入について「そのうち分かるさ」と答え、肯定も否定もしなかっただけにパウの動向からも目が離せない。