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アジア最強の中国を寄せ付けないパフォーマンスを披露

7月26日にオラクル・アリーナで行なわれた中国代表とアメリカ代表とのエキシビジョンゲームは、アメリカが107-57で圧勝。アジア最強国を相手に、エキシビジョンマッチながらも2連勝を飾った。

24日にステイプルズ・センターで行なわれ、106-57で完勝した練習試合と同様、今回の試合もアメリカが圧倒的に優勢だった。前半終了までにリードを28点(52-24)に拡大すると、第3クォーターには、この日ベンチから20得点を決めたカーメロ・アンソニーが16得点の大爆発。45点差(84-39)で第4クォーターを迎えて、ようやくペースを落とし、中国が18得点を加えたが、実力の差は誰の目にも明らかだった。

先発出場のクレイ・トンプソンは、第4クォーター残り1分48秒から3ポイントシュートを3本成功させた。ウォリアーズでチームメートのステファン・カリーと同様に、3Pラインより手前からの超ロングシュートも簡単にスウィッシュ。これにはコートサイドで観戦していたカリーも、『スプラッシュブラザーズ』の相棒のパフォーマンスを目の当たりにし、首を左右に振って脱帽していた。

アメリカではアンソニーの他、デマーカス・カズンズがゲームハイとなる21得点、11リバウンドを記録し、勝利に貢献。トンプソンも15得点、ケビン・デュラントも13得点をマークしている。

南米の強豪アルゼンチンに続いて、アジア最強の中国も寄せ付けなかったアメリカは、29日にベネズエラ代表との練習試合を行なう。8月6日に開幕するオリンピック本大会に向け、アメリカ国内で調整を続ける予定だ。

観戦中のステファン・カリーとアンドレ・イグダーラ。移籍したハリソン・バーンズを含めると3人のチームメイトの応援に駆け付けた。