デイミアン・リラードの『不屈の闘志』は高校コーチの無礼な態度がきっかけ? 「あれは絶対に忘れない」

デイミアン・リラードの『不屈の闘志』は高校コーチの無礼な態度がきっかけ? 「あれは絶対に忘れない」

2020/09/28
デイミアン・リラード

「ブレイザーズで優勝するから意味がある」

NBA屈指の勝負強さを誇るトレイルブレイザーズのデイミアン・リラードを支えているのは、どれだけ劣勢に追い込まれても弱気にることなく、むしろ自分を奮い立たせて100%以上のパフォーマンスを発揮する『不屈の闘志』だ。

ウォリアーズのドレイモンド・グリーンのポッドキャスト番組に出演したリラードは、『不屈の闘志』の元になった出来事として、高校時代のエピソードを明かした。

リラードは高校時代のコーチにNBA行きの夢を話したところ、鼻で笑われたと言う。「コーチから『NBAに行けると思っているのか?』と言われて、『行きますよ』と答えたら目の前で笑われた。本当に目の前で笑われたんだ。あのコーチに言われたことは絶対に忘れない」

それから6年後の2012年、リラードはNBAドラフト全体6位でブレイザーズから指名され、夢をかなえた。同年のドラフトではアンソニー・デイビスが全体1位で指名されたが、リラード自身は「2位でも相応しかったと思う」と、指名順に納得していなかったことも明かしている。

同じ2012年のドラフトでNBA入りしたグリーンもリラードも、1年目から現在まで同じチーム一筋のキャリアを送っている。グリーンはすでに3度の優勝を成し遂げたが、リラードはラリー・オブライエン・トロフィーとはまだ縁がない。

以前から生涯ブレイザーズを希望しているリラードは、自分を指名してくれた球団で優勝する意味をあらためて力説した。彼は、マーベリックス一筋のキャリアを送り、2011年に優勝したダーク・ノビツキーをお手本にしていると言う。

「ブレイザーズで優勝するから意味がある。優勝にはもちろん意味があるけれど、ここで勝つことに意味があるんだ。ダークを例に挙げるけれど、彼のような選手を尊敬している。彼のような形で優勝することに意味があると僕は思っている」

ブレイザーズは、1977年に球団史上初優勝を遂げた。リラードは優勝経験がある球団だからこそ、当時の再現が可能と考えている。彼が「ここでだって優勝が可能なチームを作れる。1977年に優勝したじゃないか」と言えば、2015年に1975年以来の優勝を果たしたウォリアーズのコアメンバーであるグリーンも「俺には分かるよ」と同意。リラードは「もしウチで優勝できたら、また君の番組にゲスト出演させてもらうさ」という冗談で締めくくった。

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