写真=Getty Images

22歳にしてマジックのフランチャイズプレーヤーに

マジックがアーロン・ゴードンと4年総額8400万ドル(約93億円)の新契約を結ぶことで合意したと『ESPN』が伝えた。

2012年にドラフト全体4位指名を受けたゴードンは、シーズンを追うごとに成長を重ね、プレータイムの増加とともに個人成績も上昇。今シーズンは平均32.9分間の出場で17.6得点、7.9リバウンド、1.7アシストを記録し、いずれもキャリアハイの数字となった。

マジックは2012-13シーズンを最後にプレーオフから遠ざかっており、今シーズンも25勝57敗で東地区14位に沈んだ。だが、チームの顔となりつつあるゴードンとの大型契約は今後の方向性を決める上でも重要な決断だった。

ゴードンは大学で1年間プレーしアーリーエントリーでNBA入りしたため、4年のキャリアはあれど現在22歳。まだまだこれから伸びる選手であり、ゴードンにとってもフランチャイズプレーヤーとして自分を受け入れてくれるクラブの心意気に応えたいはずだ。

ゴードンは成績の低迷に「胸が張り裂けそうだった」と正直な思いを語ったが、「これからも正しい行動をするだけ。ハードワークをして、仲間や組織に対しエゴのないようにする。プレーオフに行ける準備ができるまで、正しい行動とプレーをし続けたい。その時は来るよ。それについては疑っていない」と意気込んでいる。

2016年のダンクコンテストではダンカーとしての能力を開花させ、ザック・ラビーンと史上まれにみる接戦を演じた。世界に衝撃を与えたその高い身体能力を武器に、ゴードンはフランチャイズプレーヤーとしての道を歩んでいく。