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実戦練習再開の目処が立ち「そのことに興奮している」

昨シーズンの開幕戦で左脛骨骨折と足首の脱臼という重症を負ったセルティックスのゴードン・ヘイワードに、ようやく実戦練習を再開できる見通しが立った。間もなく患部に装着していた固定具を取り外すことができ、自重をかけてのランニングを再開させられると明かした。

ヘイワードは自身のブログ内で「今の回復のペースなら、7月から走れるようになる。走れるようになれば、ジョギング、ランニング、カッティングの動きもやれる。それらの運動を1、2週間かけてこなせれば、7月末には5対5の実戦練習ができる。何よりも、そのことに興奮している」と綴っている。

初戦で新チームの看板を一人失ったセルティックスだったが、新人ジェイソン・テイタムがシーズンを通じて大きく成長し、レギュラーシーズン後半まで東カンファレンスの首位を独走。カイリー・アービングもプレーオフ直前にひざの手術で離脱したが、若手主体のチームはカンファレンス・ファイナルまで勝ち進み、周囲を驚かせた。

ヘイワードとアービングが万全の状態に回復して復帰できれば、来シーズンの東はセルティックスを中心に回ると見られている。ただ、その思惑通りに行くかどうかは、まずはヘイワードがケガを治し、長いブランクを取り戻す必要がある。ヘイワードには熱い夏が待っている。