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自宅外での身の危険を案じ、寝室に籠ったデュラント

ラスベガスでのチームUSAミニキャンプに参加しているケビン・デュラントが会見に応じ、報道陣に対してサンダーからウォリアーズへの移籍を決めた直後の行動を明かした。

フリーエージェント選手の交渉解禁後、デュラントは複数のチームと交渉を行い、最終的にウォリアーズへの移籍を決めた。そのことで身の危険を感じたデュラントは、移籍決定から数日間、外出することができなかったそうだ。

「数日は寝室から出なかった。もし外出したら、誰かに車でひかれるのではとか、そうでなくとも何かひどいことを言われるのではないかとか、色々と考えてしまったんだ」

「普段バスケットボールを見ない人たちから声を掛けられるなんて経験したことがなかったから、これだけ大げさに扱われるなんてクレージーだと思うよ」

「一つの場所に長く留まって、そして移る決断を下した。誰もが思っていなかった行動だったのだろうし、僕自身も、どういう反応があるか想像もしていなかった。ただ時間が経って、『人生は先に進むもの。ずっと隠れているわけにはいかない。立ち向かわなければ』と思ったんだ」

周囲が想像した以上の重圧を感じていたデュラントにとって最初の試練は、アメリカ代表のオリンピック3大会連続金メダル獲得という重責を担うこと。その先には、多くのHater(憎悪を持って批判してくる人物)との戦いが待っている。

まずは代表でのプレーでアメリカに貢献し、ファンの溜飲を下げるしかないといったところか。