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右足の骨折が完治せず、リハビリに専念することに

ジカ熱や治安の悪さなどを懸念し、リオ五輪への参加を辞退する選手が多い中、グリズリーズで活躍するビッグマン、マーク・ガソルも出場を断念することになった。ただ、彼の場合は昨シーズン途中で負傷した右足のリハビリに専念するためだ。

マークは昨シーズン52試合の出場で16.6得点、7リバウンド、3.8アシスト、1.3ブロックを記録。得点とブロックでチームトップ、リバウンドとアシストでチーム2位の数字となり、チームにとってどれだけ欠かせない存在かを物語っている。

スペイン代表は兄のパウ・ガソル、リッキー・ルビオ、二コラ・ミロティッチ、ホセ・カルデロンなど多数のNBAトッププレーヤーがロスターに名を連ねる。FIBAランキングもアメリカに次ぐ2位で、金メダルの大本命であるアメリカを最も脅かすことのできるチームだ。

2大会連続決勝に進出し、アメリカの前に惜しくも優勝を逃してきたスペイン。マークの離脱は悲願の金メダル獲得に向けて、あまりにも大きいハンデとなってしまった。

対戦相手としてではなく、同じチームで一緒にプレーするガソル兄弟の雄姿が見たかったファンにとっては残念な結果に。