富山グラウジーズが阿部友和を獲得、宇都の負担を軽減しハードワークに期待

2018/06/22
Bリーグ&国内
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写真=野口岳彦

「ハードに、エネルギッシュにプレーして」

富山グラウジーズが元千葉ジェッツの阿部友和の獲得を発表した。

今シーズンの阿部は1試合の先発を含む、レギュラーシーズン48試合に出場し、平均10.4分間のプレータイムで1.8得点1.6アシストを記録した。鍛え抜かれた身体を生かしたフィジカルなディフェンスは定評があり、ドライブや外角もそつなくこなすハードワーカーだ。

2014年まで在籍していたレバンガ北海道では主力を担い、千葉に移籍した3年前からは貴重なベンチプレーヤーとして活躍した。だが節目となるプロ10年目の今シーズンは、高速トランジションオフェンスというスタイルを確立したチームでの立ち位置を確立できず、出場時間を含めた主要スタッツは過去最低となった。

阿部はクラブの公式ホームページで以下のコメントを発表している。

「富山という温かくそして熱いブースターさんが支えるチームでプレー出来る事を本当に嬉しく思います。年齢は上でも、ハードに、エネルギッシュにプレーして、気持ちを前面に出してブースターさんの声援に応えていきたいと思います。熱い応援をよろしくお願いします」

富山は昨日、宇都直輝と大塚裕土、水戸健史、葛原大智との契約合意を発表するなど、主力選手の確保に成功している。また宇都のバックアップを務めた、選手兼アシスタントコーチの宮永雄太は現役を引退し、Wリーグ富士通レッドウェーブのアシスタントコーチに就任した。

今シーズンの富山は宇都依存が顕著に見られ、ぶっちぎりでリーグ1位となった平均34.5分間の出場時間がそれを証明している。アルバルク東京がBリーグを制したように、現代バスケにおいてタイムシェアは必要な戦略となりつつあり、富山はいかに宇都を休ませられるかがカギとなる。そうした背景がある中で、コンボガードの阿部を獲得したことは富山にとって大きな戦力アップにつながるはずだ。

初のチャンピオンシップ進出に向け、着々と準備を進める富山。次なる一手にも注目したい。