空中分解を否定「全員このチームでのプレーが大好き」
ヒートとの東カンファレンスファイナルで連敗を喫したセルティックスは、第3戦を117-106で制し初勝利を手にした。
第2戦後にはマーカス・スマートとジェイレン・ブラウンがロッカルームで言い合いになったと報じられるなど、このタイミングで空中分解する恐れもあった。しかし彼らはチーム一丸となって待望の1勝をつかみ取った。これまでオフェンスで苦しんでいたケンバ・ウォーカーも4本の3ポイントシュートを含む21得点で勝利に貢献し、ゴードン・ヘイワードも復帰するなど収穫の多い試合となった。
ウォーカーは「敗戦から学んだ結果。僕たちは学習しないといけない」と、落ち着いてコメントした。「下を向くわけにはいかない。顔を上げて、自分たちを追い込んでやらないといけないんだ」
スマートとブラウンの言い合いについて聞かれたウォーカーは「僕たちは男だし、競技者だし、競争心が強いからね」と答え、不安要素は何もないと主張した。「僕たちはこのチームが大好きだし、一緒にプレーするのも大好き。気持ちが強いチームなんだ。それを今日の試合で見せられたと思う」
アグレッシブにゴールを攻めたブラウンは「自分の最大の長所はバスケットに向かうこと」語った。「最高バージョンの自分を見せたかった。この球団の一員でいられてうれしい。(2連敗から)チームが立ち直った形も誇りに思う」
ヘイワードの復帰で役者が揃ったセルティックスがシリーズをイーブンにできるかどうか、現地24日の第4戦も熱戦になりそうだ。