写真=野口岳彦

「自分の持ち味はアグレッシブにプレーすること」

今日、シーホース三河が生原秀将の獲得を発表した。生原は筑波大学在学中に特別指定選手として栃木ブレックスへ入団したポイントガード。1年目はBリーグ優勝という貴重な経験をしたが、11試合に出場し約7分間のプレータイムにとどまるなど、戦力として確たる貢献ができたわけではなかった。

だが今シーズンは持ち味のアグレッシブなディフェンスとシュート力でアピールし、57試合に出場。プレータイムを10分以上伸ばしてチームを支え、チャンピオンシップ進出に貢献した。

生原は三河のホームページで以下のコメントを発表している。

「この度、栃木ブレックスからシーホース三河に入団させていただくことになりました生原秀将といいます。自分の持ち味は、アグレッシブにプレーすることですので、またチームでも一番若い選手になると思うので、そういったところを活かしながらチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。青援のほど、よろしくお願いします」

三河は先日、絶対的な司令塔としてチームを支えてきた橋本竜馬との契約満了を発表しており、生原がその穴を埋める存在となる。アグレッシブなディフェンスが持ち味なのは橋本と同じだが、誰よりも声を出しチームを鼓舞する橋本のようなリーダーシップはこれから求められるところ。

それでも栃木で見せた吸収力は生原の大きな武器。レジェンド田臥勇太の下でバスケへ取り組む姿勢を学んだことが今後に必ず生きるはず。24歳、若手ポイントガードの新たな挑戦が始まる。