第1戦について 「試合のペースを落とそうとするのは危険」と指摘
東カンファレンスファイナルでヒートと戦っているセルティックスは、第1戦の第4クォーター序盤まで2桁のリードを保持していたものの、オーバータイムの末に敗れた。
球団社長のダニー・エインジが『98.5 The Sports Hub』のインタビューに応じた際に、第4クォーターに選手たちがガス欠状態に陥っていたと指摘。また、勝負どころで勝ちにいく姿勢が重要とも主張した。
「選手たちは疲れていたように見えた。14点リードしている側は試合のペースを落とそうと考えて、時間を使おうとする。ただ、それでは試合の流れを変えるのは難しい。逆に14点ビハインドのチームはペースを上げようとする。これは危険な兆候で、これまでのプレーオフで何度となく目にしてきたこと。リードしているからといって試合のペースを落とそうとするのは危険だ」
エインジはプレーオフを通じてリズムに乗れず苦しんでいるケンバ・ウォーカーのパフォーマンスについても触れ「ケンバは良くない。それは彼自身も認めている」と語った。
「相手が彼の対策をしっかりして来ている。私自身も現役時代に経験したが、相手からハードにマークされるのが続くと、オープンな状態でシュートを打つチャンスが来ても簡単には決められないものだ。何とか解決法を見つけないといけないが、彼ならやれると信じているよ」
まだ第1戦が終わったばかりとはいえ、ラプターズとのカンファレンスセミファイナルで『GAME7』を経験した彼らにとって2シリーズ続けての長期戦は体力的にも厳しいだろう。エインジの?咤激励を受けてセルティックスが変わるかどうか、第2戦に注目したい。