バトラーも「未来のマックス契約選手」と称賛
東カンファレンス首位のバックスを相手にカンファレンス・セミファイナル3連勝で王手をかけているヒート。チームに大きな影響を与えているのはジミー・バトラーだが、今シーズンのオールスターに選出されたセンターのバム・アデバヨの貢献も大きい。バトラーは以前、アデバヨを「未来のマックス契約選手」と称賛したことがあった。もちろん、バックスとのシリーズ中も彼の活躍を称えている。
3年目の今シーズンに評価を高めたアデバヨは、他チームの主力からも注目されている。今シーズン中のトレードでティンバーウルブズに加わったディアンジェロ・ラッセルは、ペリカンズのJJ・レディックのポッドキャスト番組に出演した際、「今後10年を見据えてチームを作るなら、若手の中で誰を選ぶか?」という質問に、アデバヨの名前を挙げた。
「今のリーグの傾向を考えると、バム・アデバヨを選ぶかな。あれだけのサイズ(208cm)があって、あれだけ守備で万能性が高くて、オフェンスでも貢献できる。まさに今のリーグに合っている選手。シーズンを通してヤニス(アデトクンボ)を抑えてきたし、彼にとってタフなマッチアップになっているよね」
レギュラーシーズンで平均15.9得点、10.2リバウンド、5.1アシストを記録したアデバヨは、40試合でダブル・ダブル、3試合でトリプル・ダブルを達成した。ラッセルがアデバヨをピックした理由を聞いた大ベテランのレディックも納得し、「素晴らしい選択だね」と同意した。
「良い選択だ。ファンがあまり評価してくれない部分だと思うけれど、複数のポジションを守れる能力はすごい。バムは1番から5番まで守れる」
ヒートが6年ぶりのカンファレンス・ファイナル進出を決めれば、アデバヨに対する評価はさらに上がるに違いない。