昨年のインターハイ、ウインターカップ優勝校は39本を記録
JBA(日本バスケットボール協会)が手掛ける『BASKETBALL ACTION 2020』の一つとして行われた、全国のミニバス、中学生、高校生のチームがオンラインで参加できる『全国学生フリースローチャレンジ』。5人1組で60秒間にフリースローを何本決められるかを競い、SNSに動画を投稿することでエントリーとなるルールで、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのガイドラインを守りながら多くのチームが大会に参加した。
8月1日から14日までの日程で行われた前期大会では、ミニバスチームの大網ロケッツMBCがカテゴリーが上の中学、高校のチームを上回る25本の記録で優勝した。8月17日から31日までで行われた後期大会では参加チームも増え、トライする回数も増えたことで記録が大幅に伸びていく。
その中で優勝したのは昨年のインターハイ、ウインターカップ優勝など数々のタイトルを獲得し、日本のトップ選手を数多く輩出している桜花学園だった。8月25日の投稿では32本だった記録を、最終日の8月31日に39本まで伸ばした。
1位 桜花学園高校(39本)
2位 四日市メリノール学院中学校男子バスケットボール部(38本、連続成功数16)
3位 北陸学院高校男子バスケットボール部(38本、連続成功数15)
4位 西福岡REBIRTH(34本、連続成功数19)
5位 西日本短期大学附属高等学校(34本、連続成功数16)
6位 能代ブルーインズ(32本、連続成功数10)
7位 光華ミニバスケットボールクラブ(32本、連続成功数8)
8位 四日市メリノール学院中学校女子バスケットボール部(31本)
9位 吉田ミニバス(30本)
10位 今立ミニバス(29本)
前期後期を通じて167チームがチャレンジに参加。 大会を主催した日本バスケットボール協会の三屋裕子会長は、次のコメントを寄せている。
「優勝した2チームの選手、関係者の皆様、日本一おめでとうございます! これまでのたゆまぬ努力が、チームの一体感と好成績につながったことだろうとオンラインを通して感じることができました。前期大会、後期大会にご参加いただいた合計167チームと、デモンストレーションとして協力してくれた日本代表、B.LEAGUE、Wリーグのチーム、選手たちにも大きな拍手を送ります。いろいろな想いのある『夏』だったと思いますが、この取り組みを通じて『バスケットボールで日本を元気に』を実感していただけたならば嬉しい限りです」