クリスタプス・ポルジンギス

ファーストラウンド残り試合は欠場

マーベリックスは、右ひざ外側半月板を痛めたクリスタプス・ポルジンギスがクリッパーズとのファーストラウンド残り試合を欠場することを発表した。

シリーズは第5戦までを終えてクリッパーズが3勝2敗と王手をかけており、ルカ・ドンチッチとともにチームを牽引するポルジンギスの欠場は大きな痛手だ。不幸中の幸いは、今回のケガが2018年に前十字靭帯を断裂した左ひざではなかったこと。とはいえ、ここで無理をさせれば再び大ケガに繋がるリスクはつきまとう。それでもチームの力になりたいポルジンギスは、今シーズン中に再びコートに立つため、全力で治療と向き合っている。

ポルジンギスは8月29日の練習に参加したものの、動きが良くなくメディカルスタッフから休むように言われたという。練習後、ポルジンギスは現在の状態、心境を語った。

「まだ勝ち上がるチャンスはあるし、次のラウンドまでに回復して、プレーできるようになるかもしれない。今も練習で動けるか試してみたんだ。ただ、メディカルスタッフから止めるように言われた。今後も(バブルに)残って、治療を続ける。またプレーできるかもしれない」

ヘッドコーチのリック・カーライルも、ポルジンギスの復帰を完全にあきらめてはいない。「勝ち上がることができれば、その可能性はある。水曜日にメディアに説明した時、彼は練習に参加していた。ただ、思うように回復していなかった」

ケガをする前のポルジンギスは平均23.7得点、8.7リバウンド、1.0ブロック、フィールドゴール成功率52.5%、3ポイントシュート成功率52.9%と絶好調を維持していた。

明日の第6戦ではマキシ・クレーバー、ボバン・マリヤノビッチに求められる役割が大きくなる。ポルジンギスはチームの勝利を信じ、ベンチから声援を送る。