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グリーンによる『ハンプトン5』グッズが世界に出回る?

スピード、身体能力、プレーメーク、得点力が揃うウォリアーズの『死のラインナップ』。ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダーラで構成される同ラインナップには、『ハンプトン5』という別名もある。

この名称の由来になったエピソードは、2016年夏の移籍交渉に関係している。当時フリーエージェントの権利を行使したデュラントは、シーズンオフを過ごすためニューヨーク郊外にあるビーチリゾート、ハンプトンに滞在していた。カリー、トンプソン、グリーン、イグダーラを引き連れハンプトンに向かったウォリアーズは、デュラントを口説き落とすことに成功。ハンプトンで集結した5人という意味で、『ハンプトン5』という名称が付けられた、というわけだ。

そして、この名称が間もなく商標登録されると『TNZ』が報じた。登録を申請したのは、『ハンプトン5』の一人、グリーンだ。自身の会社『Money 23 Green Enterprises』として2017年に米国特許商標局に申請書を提出。『TNZ』によれば、グリーンが提出した申請書は現在も有効で、あと1通の書類手続きさえ終えれば受理されるという。

『ハンプトン5』の商標登録が受理されれば、グリーンが所有する会社があらゆるものに同名称を使用できる。今夏ウォリアーズはデュラントと再契約を結ぶことが確実視され、トンプソンとも延長契約に関して交渉していると報じられたばかり。イグダーラとグリーンは2020年まで現在の契約が保障されているため、少なくともあと2年は『ハンプトン5』が見られそうだ。もしかするとその間は、グリーンがプロデュースする『ハンプトン5』グッズが世界中に出回り人気となるかもしれない。