王者の貫禄を見せつけたラプターズ、カイル・ラウリーは「単なる1勝」と慢心なし

王者の貫禄を見せつけたラプターズ、カイル・ラウリーは「単なる1勝」と慢心なし

2020/08/18
カイル・ラウリー

38分間のプレータイムで0ターンオーバー

シリーズ開始前の予想通り、東カンファレンス2位のラプターズはネッツとのプレーオフ第1戦に134-110で快勝した。昨シーズン王者の貫禄を見せつけた形となったが、カイル・ラウリーは勝利の余韻に浸るのではなく、すでに第2戦に頭を切り替えている。

「これは単なる1勝に過ぎない。俺たちはそれを理解している。長いシリーズの1試合で、相手も修正してくる。俺たちはハードにプレーし続けて、フィルムを見てもっと良くならなければならない」

ネッツはカイリー・アービングとケビン・デュラントに加え、スペンサー・ディンウィディーやディアンドレ・ジョーダンを欠き、戦力不足は否めない。それでも若手選手の活躍も有り、『バブル』で5勝を挙げて第7シードを確保した。だからこそ、ラウリーもステップアップした若手選手らを警戒し、気を緩めない。

「ネッツにはキャリス・ルバート、ジャレット・アレン、ジョー・ハリスなど新進気鋭のスター選手がいる。これがプレーオフだって感じた。彼らがやっていることに追いつこうとして、対応する準備をしなければならないんだ」

フレッド・バンブリートがプレーオフキャリアハイの30得点を挙げる圧巻のパフォーマンスを見せチームは完勝したが、ラウリーはフィールドゴール14本中3本成功(21.4%)とシュート精度に苦しんだ。それでも、得点以外の部分でチームに貢献できることを知っているラウリーは7リバウンド6アシスト1ブロックを記録。さらに38分間のプレータイムでターンオーバー0と安定したプレーを見せ、プレー中の得失点差を表す数字はチーム最多の+26を記録した。

もし、ラプターズに慢心があればネッツが一矢報いる可能性は十分にあるだろう。だが、リーダーのラウリーがチームを引き締める限り、ラプターズに死角は見当たらない。

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