52名から32名へ、代表の生き残り競争は熾烈

4月に始動した女子日本代表は、5月1日から7日の日程で第2次強化合宿を行っている。メンバーは前回の52名から32名へと一気に絞り込まれた。

目標とするのは、9月22日からスペインで開催されるワールドカップと、8月14日からインドネシアで開催されるアジア競技会。まだまだここからメンバーは振るい落とされるし、ワールドカップへ行くAチームとアジア競技大会に行くBチームのどちらに選ばれるかの選考もこれから激化することになる。

また、両大会を前にした国際強化試合『三井不動産カップ』の開催も発表されており、6月8日にアリーナ立川立飛でチャイニーズ・タイペイ代表（FIBAランキング40位）と、8月5日にアオーレ長岡、7日に高崎アリーナでカナダ代表（同5位）と対戦する。

リオ五輪の2016年から、昨夏のアジアカップへの1年で、代表チームはそれなりにメンバーが入れ替わった。この流れは今年も、そして来年も続くだろう。激しいチーム内競争こそが強いチームを作る。選手にとってはWリーグ終了から短い休暇を挟んでのタフなスケジュールが続くが、自国開催のオリンピックを2年後に控えているだけにモチベーションに不足はないはずだ。