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ビッグマン不在を解消したアルバルク東京が優勝候補に躍り出る

昨日、竹内公輔の栃木ブレックス入りが発表されたばかりだが、今日は双子の弟、竹内譲次のアルバルク東京行きが決まった。

NBLでの昨シーズン、レギュラーシーズンでは圧倒的な強さを見せて1位になったアルバルク東京だが、プレーオフではシーホース三河に敗れ、優勝どころかファイナル進出も逃す残念な結果となった。予想よりも早く迎えたオフ、200cmのマイケル・パーカーが千葉ジェッツに、197cmの張本天傑が名古屋ダイヤモンドドルフィンズに移籍し、インサイドを任せられるビッグマン不在の状況になっていた。

それだけに、移籍市場の大物である竹内譲次の獲得は大きい。クラブ公式のFBアカウントを通じて「新たな挑戦をこのアルバルク東京で迎えられることを嬉しく思います。アルバルクファミリー全員でBリーグ初代王者を目指しましょう」とのコメントをファンに送っている。

高校時代から注目を集めた竹内譲次は、2006年のFIBA世界選手権を経験するなど長く日本のトッププレーヤーとして活躍。先日のリオ五輪世界最終予選でも、苦戦を強いられた日本代表にあって孤軍奮闘した。サイズがあるだけでなく、走れるし技術もある。31歳になったが衰える気配は全くない。

松井啓十郎と田中大貴の残留も決まり、日本代表の中心選手3人を抱えることになったアルバルク東京。優勝を狙えるだけの戦力が整いつつある。また、竹内兄弟が東地区で同居するため、公輔のいる栃木ブレックスと譲次のいるアルバルク東京の対決は大きな注目を集めることになるだろう。

Bリーグ開幕に向けたカウントダウンが、いよいよ始まった。