宇都宮ブレックス

加入1年目のテーブス海がB代表に

昨日、日本バスケットボール協会は5人制と3人制の男女の2020年度日本代表(A代表)の候補選手と、2023年のワールドカップに向けた重点強化選手(B代表)を発表した。

宇都宮ブレックスからは比江島慎、竹内公輔、ライアン・ロシターがA代表に、テーブス海がB代表にそれぞれ選出された。

比江島は八村塁や渡邉雄太が合流する以前から、エースとして日本を牽引してきた。『比江島ステップ』と呼ばれる独特なステップワークで相手を抜き去り、いくつもの得点機会を作り出してきた。昨シーズンの宇都宮では40試合に出場し、平均10.0得点、3.5アシストを記録している。「オリンピックに向けて、改めて気を引き締めて準備をしていかなければいけない1年になるので、1日1日成⻑できるよう、日々練習を重ねていきます。ブレックスの代表としても、しっかり戦えるよう挑んでいきたいと思います」と比江島は意気込みを語る。

竹内は206cm100kgのパワーフォワード兼センター。長らく日本人ビッグマンとしてインサイドで身体を張り続けてきた。昨シーズンは34試合に出場し、平均20.4分のプレータイムで5.6得点、6.0リバウンド、1.2アシストを記録した。「日本代表強化選手に選出されたことで、改めて来年のオリンピックを目指して挑んで行こうという気持ちになっています。代表戦でも、またみなさんにプレーをお見せできることを楽しみにしています」

ロシターは206cm116kgのパワーフォワード。昨年12月に日本国籍を取得し、今年2月に行われたアジアカップ予選で日本代表デビューを飾った。当たり負けしないパワーを持ちながらも速攻の先頭を走る敏捷性があり、巧さと強さを兼ね備えた帰化選手だ。「日本代表強化選手に選出され、とても光栄です。これからも、ブレックスそして日本代表の一員として、日々全力を尽くして努力し続けます。ラマスHCとともに成⻑をしていけることにエキサイトしています」

そしてテーブスは、昨シーズ途中に特別指定選手として 宇都宮に加入した21歳のポイントガード。アシスト能力に長け、NCAAディビジョン1ノースカロライナ大ウィルミントン校では全体2位となる平均7.7アシストを記録していた。宇都宮では12試合に出場し、平均10.2分のプレータイムで5.8得点、1.8アシストを記録している。「強化選手に選出され、とても光栄です。日本のために戦えるということを誇りに思っていますし、とても楽しみです。引き続き、応援よろしくおねがいします」