アンソニー・デイビス

「レイカーズファンは長い間待ち望んでいたと思う」

レイカーズvsジャズの一戦は、42得点を挙げたアンソニー・デイビスの活躍でレイカーズが116-108でジャズを下した。レイカーズはこの勝利で2010年以来初となる、西カンファレンスNo.1シードを確定させた。

レイカーズは第3クォーター序盤に逆転を許したが、デイビスのフローターシュートをきっかけに一気に突き放し、10点リードで最終的クォーターを迎えた。終盤にドノバン・ミッチェルに4点プレーを許し、14点あったリードを6点まで縮められたものの、余裕を持って逃げ切った。

デイビスは試合後の会見でレイカーズが約10年ぶりに第1シードを獲得したことについて次のように語った。「レイカーズファンは長い間待ち望んでいたと思う。コートの上でチームとしてベストを尽くそうとプレーしただけさ。気分は良いね。また終わったわけではないし先は長いけど、達成できたことは球団にとって良かった」

レイカーズは前回の試合でラプターズに15点差の完敗を喫した。デイビスも素早いダブルチームに苦しみ14得点に抑えられたが、この試合では積極的なプレーが目立った。「今夜は最初からアグレッシブなプレーを心がけたが、同時に賢くプレーしようとも考えていた。コーナーにいるオープンの選手を見つけたらパスを出し、ディフェンスでも相手にプレッシャーをかけた」

ヘッドコーチのフランク・ボーゲルはデイビスによりアグレッシブなプレーを求め、その通りのプレーをしてくれたと試合後に語った。「前回の試合でデイビスはチームのためにプレーしてくれた。我々が選手全員に求めていることだ。ただ、自己主張したほうが良い時間帯もある。デイビスはラプターズ戦の後半とこの試合の48分間は攻撃モードだった」

レイカーズのもう一人のエース、レブロン・ジェームズは22得点9アシスト8リバウンドとトリプルダブル級のパフォーマンスを見せた。レブロンもデイビスの積極性を高く評価した。「デイビスは最初からとてもアグレッシブだった。最初何本かシュートを外したけど、打とうとし続けたことでリズムよくプレーできた。偉大な選手は試合から学び、修正して次の試合では別の選手になれるんだ」

リーグ再開後の戦績を2勝1敗としたレイカーズは8月5日に西カンファレンス6位のサンダー戦、6日に4位のロケッツ戦と連戦が控えている。