ラッセル・ウェストブルック

ハーデン「僕らのディフェンスは素晴らしかった」

ロケッツvsバックスの一戦は、NBAタイ記録となる61本の3ポイントシュートを放ったロケッツが120-116で勝利した。

61本中21本の3ポイントシュートを成功させたロケッツは3ポイントシュートを多用するオフェンスに加え、ディフェンスも光っていた。前回のマーベリックス戦では149点を許し課題を残したが、強豪バックスを相手にターンオーバーを22回誘発するなど守備が機能した。

ロケッツは第4クォーター残り3分で104-112とリードされたが、その後PJ・タッカーの3ポイントシュートなどで9連続得点を挙げ逆転に成功。その後一進一退の攻防が続き、残り20秒にラッセル・ウェストブルックがフリースローを2本沈めて1点をリードした。直後、ヤニス・アデトクンボのドライブを防ぎ、パスアウトしたボールをダニュエル・ハウスJr.がカットした。クリス・ミドルトンの同点を狙った3ポイントシュートが外れ、ファウルゲームで得たフリースローを決めたロケッツが120-116で勝利した。

24得点を挙げたハーデンは「試合を通して僕らのディフェンスは素晴らしかった。相手はオフェンスが優れたチームだが、必要なところで止めることができた」と、ディフェンスでの勝利を強調し、「僕らの思うような展開ではなかった。シュートを決められなかったけど粘ることができた」と続けた。そして、チームハイの34得点を挙げたウェストブルックも「困難に直面したが乗り越えることができた」とハーデンに同意した。

ロケッツはセンター不在のスモールボールを採用しているためリバウンド数では36-65と圧倒された。それでもインサイドを捨て、相手の3ポイントシュートを封じ、ターンオーバーを誘発させる作戦が功を奏した。

ロケッツはリーグ再開後2連勝で西カンファレンス4位に浮上し、3位ナゲッツに1ゲーム差に迫った。インサイドに強いバックスに勝利し、ディフェンスに自信を深めたロケッツは4日にトレイルブレイザーズと対戦する。

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