最終戦でキャリハイの20リバウンドを記録
サンダーのラッセル・ウェストブルックが、レギュラーシーズン最終戦でノルマを果たし、2シーズン連続となる『平均トリプル・ダブル』という偉業を成し遂げた。
16リバウンドを記録すれば2シーズン連続の『平均トリプル・ダブル』が確定する条件で迎えたグリズリーズとの最終戦、序盤からリバウンドを量産したウェストブルックは、第3クォーター残り9分18秒に16本目のリバウンドを記録し、NBA史上初の快挙を達成した。試合を通じて得点はわずか6だったが、キャリアハイの20リバウンドに加えて19アシストを記録している。
Rebound number 16 makes #Hist0ry pic.twitter.com/wuS0Bz0pz2
— OKC THUNDER (@okcthunder) 2018年4月12日
137-123でグリズリーズを下したサンダーは48勝34敗で全日程を終了。ペリカンズとジャズに勝率で並び、直接対決の結果でサンダーが4位、ジャズが5位、ペリカンズが6位となった。
昨シーズン55年ぶりに『平均トリプル・ダブル』を成し遂げ、『元祖ミスター・トリプル・ダブル』ことオスカー・ロバートソンでも達成できなかった2シーズン連続『平均トリプル・ダブル』を達成したウェストブルックは「競い合って、楽しめるポジションにいられるのは幸せなこと。それが何よりも大事なことなんだ。あとのことは自然についてくる」と語っていた。
不世出の記録になるであろう2シーズン連続『平均トリプル・ダブル』により、ウェストブルックはマイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズとも異なる次元で、史上最高の選手の一人として位置づけられることになった。サンダーが誇る『トリプル・ダブル・キング』に拍手を送りたい。
Triple-Double ?? does it again. #TheNewStandard pic.twitter.com/beWUptiqpW
— OKC THUNDER (@okcthunder) 2018年4月12日