レブロン・ジェームズ

レイカーズとクリッパーズのゲーム差は6.5に

NBAが再開した現地7月30日、レイカーズはレブロン・ジェームズが残り12.8秒で決勝シュートを決めて、クリッパーズとの『LA対決』を103-101で制した。

レブロンは16得点11リバウンド7アシストを記録し、チームの勝利に貢献。第4クォーター残り28秒でクリッパーズのポール・ジョージに3ポイントシュートを決められ同点に追いつかれたが、直後のポゼッションでレブロンがドライブして不安定な態勢でミドルからのシュートを放つ。そのシュートは惜しくも外れるが、自らリバウンドを取り決勝シュートを沈めた。

「アグレッシブに行こうと思っただけ。マーカス・モリスからファウルを受けたと思ったけど笛が鳴らなかった。子供の頃から『笛が鳴らなかったからプレーを続けろ』と言われてきたから、そのまま続けてシュートを決めることができたよ」とレブロンは最後のビッグプレーを振り返った。

目の負傷で出場が危ぶまれていたアンソニー・デイビスはケガの影響を全く感じさせないプレーを披露し、34得点6リバウンドを記録。試合後のインタビューで『バブル』での試合について「いつもの試合と変わらなかった。両チームとも激しく戦ったし、慣れればもっと楽しくできるだろうね。初戦としてはまずまずだ」とコメントした。

敗れたクリッパーズはジョージが30得点、カワイ・レナードが28得点を記録。第3クォーターの中盤では11点のリードをしていたが、その後はレイカーズの猛攻を受け主導権を奪われた。クリッパーズの指揮官ドック・リバースは「自らの首を絞めるようなミスが多すぎた」とターンオーバーから29失点したことを嘆いた。

レイカーズとクリッパーズのレギュラーシーズンの戦績はこれで2勝2敗に。ただ、この勝利によりレイカーズはクリッパーズとのゲーム差を6.5に広げ、西カンファレンスNo.1シード獲得へ一歩前進した。