人種差別をなくし、社会正義を実現するために──NBAシーズン再開にあたり国歌斉唱で片膝をつく選手たち

人種差別をなくし、社会正義を実現するために──NBAシーズン再開にあたり国歌斉唱で片膝をつく選手たち

2020/07/31

NBA

「我々が団結した姿を見せることは変革に必要だ」

現地7月30日、ジャズvsペリカンズの試合をもってNBAのシーズンが再開した。全米で新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況で、NBAはオーランドのディズニー・ワールドに『バブル』と飛ばれる隔離エリアを設け、シーズン再開の舞台とした。『バブル』内部で新型コロナウイルスの感染者を出すことなく、シーズン再開の日を迎えた。

ジャズとペリカンズの選手たちは、『Black Lives Matter』のTシャツを着てコートに入場。ティップオフ前の国歌斉唱では、両チームの選手が肩を組んでコートに片膝をついた。拳を掲げる選手もいた。もともと2016年、NFLの選手であるコリン・キャパニックが人種差別の抗議として国歌斉唱の際に片膝をついたのがこの行為の始まり。

アフリカ系アメリカ人が選手の多くを占めるNBAでは、『Black Lives Matter』活動への意識が極めて高い。彼らは今、人種差別をなくし、社会正義を実現するためにコートに立っていると言っても過言ではない。

ジャズのヘッドコーチ、クイン・スナイダーは「今の世の中で起きている状況からすると、我々が団結した姿を見せることは変革に必要だ」と語る。これから行われる試合でも、国歌斉唱の際には選手たちが片膝をつくシーンが見られそうだ。

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