「再びチャンスが来るかは分からない」
ネッツと契約したベテランのジャマール・クロフォードが、7月15日に初めてチーム練習に参加した。
練習後にメディアの取材に応じたクロフォードは、球団と合意に至った時のことを「夢を見ていたのかと思った」と振り返った。「現実のことだとは思えなかった。合意した日の翌朝、目が覚めて『本当に合意したのか? 夢を見ていたのか? 本当にネッツが連絡をくれて契約に合意したのか?』とね。でもこれは現実だった」
カイリー・アービング、ケビン・デュラント、ウィルソン・チャンドラー、ディアンドレ・ジョーダン、スペンサー・ディンウィディーが『バブル』でのシーズンに不参加とはいえ、1年以上も公式戦でプレーしていなかった40歳のクロフォードにオファーを提示するのは、球団にとっても簡単な決断ではなかったはず。クロフォード本人もそれを理解している。
「神様に感謝しているし、僕をサポートしてくれているみんなに感謝している。本当にありがたいことだ。1年もゲームから離れていたのだから、再びチャンスが来るかは分からない。そういう現実も直視しないといけない」
チャンスを与えてくれた球団に報いるため、クロフォードは今月末からの再開に向けてコンディションを高めていく。
where were we? here's some more @JCrossover content pic.twitter.com/Tx3gMXqczu
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) July 16, 2020