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あとは悲願のプレーオフ進出を決めるのみ

14年ぶりのプレーオフ進出を目標に掲げているティンバーウルブズが、実に13シーズンぶりに年間勝率5割以上を確定させた。

3月23日にマディソン・スクエア・ガーデンでニックスと対戦したウルブズは、108-104で勝利。ジミー・バトラーの復帰を待たずしてデリック・ローズが足首を痛めて離脱してしまったが、カール・アンソニー・タウンズを中心に8人だけの出場でニックスを破った。これで今シーズンは42勝31敗になり、残り9試合にすべて敗れても勝ち越してシーズンを終えることが決まった。

最後にウルブズが年間勝率5割超えを果たしたのは、まだケビン・ガーネットが所属した2004-05シーズン。同年は44勝38敗でレギュラーシーズンを終えたものの、プレーオフには勝ち上がれなかった。

現在ウルブズは西カンファレンス7位だが、4位サンダーまではわずか2ゲーム差。ラストスパートに成功すればホームアリーナでプレーオフ1回戦を開催するチャンスがある。だが同時に現在8位ジャズとは0.5ゲーム差、9位ナゲッツとも2ゲームしか離れていないため、気を抜けば13年前と同じく勝ち越してもプレーオフ進出を逃す苦しみを味わうことになる。

チーム再建に向けた第一関門は突破した。次は、悲願のプレーオフ進出を決める番だ。