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幸いケガは軽傷で済み、間もなく復帰予定

3月8日のティンバーウルブズ戦でファストブレイクからダンクを決めた直後、勢いあまってバランスを崩し、背中からコートに激しく叩きつけられたセルティックスのジェイレン・ブラウン。最悪の事態も考えられたほどの衝撃的シーンだったが、幸いにも自力で立ち上がり、歩いてロッカーに戻ることができた。

診断の結果は脳震盪の症状が見られた程度で、しばらく静養していたが3月20日のサンダー戦からベンチに復帰。間もなくコートに戻れる予定だ。

メディアの取材に応じたブラウンは「母からダンクを禁止された」とコメント。今シーズンは何度となく印象に残る豪快なダンクを決めているブラウンだが、また同じような失敗をすれば、今度は脊椎や首に深刻なダメージを負いかねないプレーを禁止したくなる心情は理解できる。

とはいえ、力強いパフォーマンスが持ち味のブラウンにとってダンクは武器の一つ。流れの中で身体に染みついたダンクを捨てるほうが不自然だ。彼が母親の言いつけを守るかどうかは分からないが、まずは100%の状態でコートに復帰し、母親を一安心させてもらいたい。