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ドラモンド、ジャクソンと『ビッグ3』を結成

今シーズン途中、9年半所属したクリッパーズからピストンズに電撃トレードされたブレイク・グリフィン。慣れ親しんだロサンゼルスから遠く離れたデトロイトに移ったグリフィンは、入団会見で「求められるチームでプレーしたい」と語り、新天地での活躍を誓った。

そこからピストンズは5連勝を飾ったが、歯車は上手く噛み合わず、グリフィン加入から10勝13敗と負け越している。今シーズンのプレーオフ進出の可能性はほぼ断たれたものの、グリフィンは今年のオフにケミストリーを構築し、来シーズンの逆襲に燃えている。

グリフィンは、『The Undefeated』に「今年の夏には、チーム内の絆を深めて、いろいろなことを機能させる方法を見つけられるはずだ。このチームの限界は、非常に高いレベルにある」とコメント。また、「このチームには、試合に影響を与えられる異なることを実行できる選手がいる。それに、レジー(ジャクソン)が戻って来るのは非常に大きいよ」と続けた。

先発ポイントガードのジャクソンは、昨年12月下旬からケガで離脱。約3カ月が経過した3月20日のサンズ戦で復帰を果たした。シーズン途中にグリフィンが加入しても、チームケミストリーを形にするのは簡単ではない。アンドレ・ドラモンド、グリフィンのオフェンス力を生かせる司令塔が戻り、ようやく役者が揃った段階だ。

『バッドボーイズ』と呼ばれた1980年代から90年代、強豪として復活した2000年代初頭以来となる一時代を築けるかどうかは、グリフィン、ジャクソン、ドラモンドの『ビッグ3』にかかっている。少なくとも、3人が初めて共演したサンズ戦のプレーを見る限り、ピストンズには魅力的なコアが揃ったと言って良さそうだ。