ケビン・デュラント

「僕の場合は直感でノーと思えばオーランドには行かない」

ネッツのケビン・デュラントは先日ポッドキャスト『Dawg Talk』のインタビューで、もしケガがない状態だったとしてもオーランドでのNBAのシーズン再開には参加しなかったとコメントした。

「多分プレーはしないと思う。オーランドの状況に関しては不明な点が多すぎて混乱しているように思えるからね。新たな感染者数も増えていて、とにかく予測がつかない状況だ。ケガをしているから言いやすいというのもあるが、オーランドには行かなかったと思う」

デュラントは昨シーズンのNBAファイナルでアキレス腱を断裂し現在もリハビリ中だ。2019-20シーズン中には復帰しないことをすでに明言している。ケガがなくリーグ再開に参加、不参加の選択肢のある選手に対し、ベストな決断をしてほしいと話した。

「安全にプレーできると思うなら僕は彼らの意見を尊重する。オーランドへ行ってプレーすべきではない、安全だと思えないから参加しないという意見も尊重する。僕が気にかけているのは集団としてどうしたいのかだ」

デュラントは自身の不参加の理由についても説明した。「もちろん、チームメートと話し合ったり、周囲の人に相談するだろう。実際この1カ月半でよく考えた。ただ僕の場合は直感でノーと思えばオーランドには行かない。3カ月ものオフの後だから、なおさらだ」

ネッツは30勝34敗で東カンファレンス7位につけている。8位マジックとの差は0.5ゲーム差しかないが、9位のウィザーズとは6ゲーム差ありプレーオフ進出の可能性は高い。ただ、チームのエース、デュラントとカイリー・アービングが出場できないため苦しい戦いを強いられることが予想される。